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R6年3月『新就職者フォローアップ研修』

企業の現場で深刻な問題となっているのが、せっかく採用した学卒者の3年以内の離職が多いこと。当協議会では、入社直前の『新就職者研修』に続いて、入社後1年を経たころに『フォローアップ研修』を実施し、モチベーションのアップを図ることで職場への定着を促進しています。今年度も、10社から36名が参加して開催。プレゼンテーションやグループワークなどを通じて、企業の一員としての自覚を高めました。

 

当日は、協議会顧問で事務局長を務めている、かが経営コンサルティングの平野代表から、「職場で自分を伸ばすために」というタイトルの講演からスタート。会社を取り巻く経済情勢・社会環境の変化を知り、また職場での人間関係、そして仕事を通じて成長する大切さを学びました。その後はペアワークとして、まずは軽くプレゼンテーションのウォーミングアップ。皆さん、最初は緊張していましたが、次第に笑顔を見られるようになりました。

そして第二部は参加者によるプレゼンテーション。企業ごとに会社の紹介、そして自分の仕事と上司や先輩を紹介します。

 

同じような時期に学校を卒業・入社した同世代の発表には、他社からの参加者たちも、自分ごととして真剣に聞き入っていました。各社の発表には、会場から感想や質問も・・・写真を見ても、真剣な様子が伝わってきますね。

午前の部を終え、昼食タイムでホッと一息。昼食後には会場の換気を行い、またスタッフが一つ一つのテーブルを消毒しまして気分一新。午後の部に備えます。

昼食後の休憩を終え、プレゼンテーションの再開です。午前中で雰囲気にも慣れ、さらにお腹もいっぱいにたためか、いくぶん緊張も和らいだかも・・・

その後は第三部としてグループワークを行いました。内容は自己紹介からスタートして、さらに仕事の経験から得たこと、そしてこれからも仕事を頑張っていくために必要なことというテーマで、グループのメンバーがそれぞれ語り合いました。

 

最初は緊張感が感じられましたが、そこはやはり同世代の若者同士。次第に表情も明るくなり、あちらこちらから笑い声も・・・このグループワークはメンバーを入れ替えて2回実施。終了後はぞれぞれのテーブルの代表が「まとめ」を発表しました。

そしてすべての日程を終えて閉講式へ。今回、ゲストとしてグループワークのメンターを務めていただいた北陸大学経営学部の森田聡先生からの講評を頂き、最後は笑顔で記念撮影。こうして一日の研修を終えました。