金沢雇用推進協議会では、新年度に新たに会員企業に入社する新規学卒採用者を対象に『新就職者研修』を実施しています。
今年も2日間の日程で開催したセミナー編に続き、陸上自衛隊金沢駐屯地の協力を頂いて、希望する企業の新規学卒採用者を対象にした「自衛隊生活体験編」を2日間の日程で実施しました。
人それぞれの持つ可能性や価値を発揮していくために必要なこととして、チームに醸成される心理的安全性の確保が、近年重要視されています。
多くの組織ではこの心理的安全性に大きな影響を及ぼすのは、組織・チームのリーダー(管理職)であるとも言われています。
心理的安全性の確保の阻害要因の一つに、個人の価値観に基づいた決めつけや思い込み・固定観念としての無意識の偏見(アンコンシャス・バイアス)の存在が指摘されています。
『リスキリング』(学び直し)とは、「時代の流れを見据えて、今後必要とされるスキルや知識を、新たに獲得する教育のことです。
仕事に求められるスキルの変化の背景は、キャッシュレス決済、ウェブサイトからの問い合わせ・・・例を挙げればきりがありません。仕事のデジタル化やAI活用が進んでいる中で、新しいスキルを必要とする職種も生まれる一方で、失われる仕事もあります。
現段階でもデジタルスキルは重要ですが、これらのスキルも現状のものであり、今後も急激に変化していくことが予想されます。このような状況の中で、リスキリングによって「学び続ける仕組み」を整えていくことが、企業の存続にとっても重要になってきます。
前回は経営者や工場長、店長クラスの世代、すなわち50代から60代前半の感覚と20代から30代の若手社員の感覚の違いについてお話ししました。
今回はこうして登場した「超人類」とでもいうべき若い世代の特徴について、もう少し詳しく見てみましょう。
若手の育成は、企業の存続や成長には必要不可欠です。
しかし、そこに課題を感じている企業も少なくありません。
今回はOJTのより良い改善をテーマに考えてみましょう。
少子高齢化が進み、年々新規学卒者の採用が難しくなる一方で、せっかく採用しても職場に定着しないという離職率の高さが問題になっています。現場の上司や先輩からは「今の若いもんは根性がない」、あるいは「新規採用者にどう接していいのかわからない」という声が聞かれます。今回はまず、経営者や工場長、店長クラスの世代、すなわち50代から60代前半の感覚と20代から30代の若手社員の感覚の違いについてお話しします。