人それぞれの持つ可能性や価値を発揮していくために必要なこととして、チームに醸成される心理的安全性の確保が、近年重要視されています。
多くの組織ではこの心理的安全性に大きな影響を及ぼすのは、組織・チームのリーダー(管理職)であるとも言われています。
心理的安全性の確保の阻害要因の一つに、個人の価値観に基づいた決めつけや思い込み・固定観念としての無意識の偏見(アンコンシャス・バイアス)の存在が指摘されています。
『リスキリング』(学び直し)とは、「時代の流れを見据えて、今後必要とされるスキルや知識を、新たに獲得する教育のことです。
仕事に求められるスキルの変化の背景は、キャッシュレス決済、ウェブサイトからの問い合わせ・・・例を挙げればきりがありません。仕事のデジタル化やAI活用が進んでいる中で、新しいスキルを必要とする職種も生まれる一方で、失われる仕事もあります。
現段階でもデジタルスキルは重要ですが、これらのスキルも現状のものであり、今後も急激に変化していくことが予想されます。このような状況の中で、リスキリングによって「学び続ける仕組み」を整えていくことが、企業の存続にとっても重要になってきます。
若手の育成は、企業の存続や成長には必要不可欠です。
しかし、そこに課題を感じている企業も少なくありません。
今回はOJTのより良い改善をテーマに考えてみましょう。